第1回 アフリカ地域分科会

2019年1月16日(水)、聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザにて、「第1回アフリカ地域分科会」を開催しました。

地域別分科会は、特定の地域での海外事業展開をより具体的に検討するため、当該地域の教育現場のニーズや具体的な事業の紹介、機関・企業間連携の機会の提供を目的として実施しています。

第1回アフリカ地域分科会では、アフリカ地域の外交、教育およびビジネス事情について、外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)から講師をお招きし、それぞれ異なる観点からご講演いただきました。

プログラム

時間 内容
14:00~14:15 開会のあいさつ
EDU-Portニッポン概要
文部科学省大臣官房国際課専門職 江上真人
14:15~14:45 アフリカ概要と日本の対アフリカ外交
外務省アフリカ部アフリカ第二課地域調整官 野口 修二
14:45~15:25 アフリカ地域におけるJICAの教育協力
独立行政法人国際協力機構(JICA)人間開発部基礎教育グループ基礎教育第二チーム課長 小塚 英治
JICAの民間連携事業「中小企業・SDGsビジネス支援事業」のご紹介
独立行政法人国際協力機構(JICA)民間連携事業部 連携推進課 麻柄 彩子
15:25~15:35 休憩
15:35~16:05 アフリカの最新経済概況・企業動向
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部 主査(アフリカ担当) 小松﨑 宏之
16:05~16:25 意見交換/アンケート
16:25~17:00 事務連絡/名刺交換会

発表資料

 

■ 開会のあいさつ/EDU-Portニッポン概要

江上 真人 <文部科学省大臣官房国際課専門職>

文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の概要とアフリカ地域分科会の主旨、今後の予定イベント等を説明しました。

■ アフリカ概要と日本の対アフリカ外交

野口 修二 <外務省アフリカ部アフリカ第二課地域調整官>

アフリカの多様性を民族、天然資源、経済状況等の観点からご説明いただいた後、アフリカ連合に代表される「アフリカ」としての単一性についてお話しいただきました。日本の対アフリカ外交の重点分野に加え、アフリカ開発会議(TICAD)のこれまでの経緯、今年8月のTICAD VIIの論点になると予想される日本からの投資促進、ビジネス環境の拡大についてもご説明くださいました。

■ アフリカ地域におけるJICAの教育協力

小塚 英治 <国際協力機構(JICA)人間開発部基礎教育グループ基礎教育第二チーム課長>

アフリカ地域における教育の課題となっているLearning Crisis(学校に行っているが児童生徒は基本的なスキルを身につけられていない)や種々の課題に対するJICAの教育協力についてお話しいただきました。エジプトでの日本式教育の導入等、具体的な活動紹介もあり、参加者から「教育分野でのアフリカでの取組みが具体的によくわかった」との声が寄せられました。

■ JICAの民間連携事業「中小企業・SDGsビジネス支援事業」のご紹介

麻柄 彩子 <国際協力機構(JICA)民間連携事業部 連携推進課>

中小・中堅企業向けの「中小企業支援型」、大企業への「SDGsビジネス支援型」の2つのJICA支援スキームについて、ご紹介いただきました。

■ アフリカの最新経済概況・企業動向

小松﨑 宏之 <日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部 主査(アフリカ担当)>

主要国の政治情勢、日本対アフリカ投資などについてご説明をいただいた後、アフリカでビジネス展開をしている企業の具体例、アフリカ進出日系企業実態調査結果をご紹介いただきました。
分科会の最後には、アフリカ地域に関心を持つ参加者の皆様のネットワーク構築や情報共有、交流を目的として、名刺交換の時間を設けさせていただきました。

 

次回の第2回アフリカ地域分科会は、2019年1月31日(木)に開催予定です。
詳細はEDU-Portニッポンメールマガジンならびに当ホームページにてお伝えいたします。

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